2012年4月19日木曜日

エートスいわき議事録0408


エートスいわき議事録20120408

(↑クリック:Googleドキュメントにアップロードされているファイルが開きます)

4月8日行われたエートスいわき会合の議事録です。(作成:@m_aber)

2012年4月15日日曜日

伊達ダイアログセミナー 中野新一さん、松田秀樹さん Shinichi Nakano, Hideki Matsuda

発表を2つ追加します。これらは、日本語のものしかありません。
Here we have two presentations.  These are Japanese only. 
中野新一 伊達医師会・会長
Shinichi Nakano, Date Medical Association


松田秀樹 諏訪野町内会・会長
Hideki Matsuda, Chairman of the neighborhood association in Suwano

伊達ダイアログセミナー ハーバード・トーリングさん、Haavard Thorring

かずほさん @kazuho14 が、トーリングさんのサーミ人の全身測定の話を日本語に直してくれました。サーミ人の人たちは、核実験時代(1960年代)から、全身測定を行っていて、セシウムの内部被曝の調査では世界で一番長い経験があります。

 @kazuho14 has translated the presentation of Mr Thorring into Japanese.  The Sami people has a longest experience of whole body measurement of cesium, since they started the measurement project in 1960s when the atmospheric nuclear experiments were in fashion.

この発表の注目点は、トナカイ肉の規制が、Cs137で6000Bq/kgであったこと(後に3000Bq/kg。主食にする人たちに対しては、600Bq/kg)。 その規制で、測定の歴史がもっとも長いノルウェー北部でのサーミの人たちは、癌が増えていないこと、です。

The main points of this presentation are the permissible level of Cs137 in reindeer meat is 6000Bq/kg (later 3000Bq/kg.  600Bq/kg for basic food products).  With this regulation, there is no detectable increase of cancer in Sami population of Northern Norway, who have the longest history of whole body measurement.


画像及び、音声もあります。
Video and audio are added too.

ハーバード・トーリング ノルウェー放射線防護局・研究員
Haavard Thorring, Research Scientist of Norwegian Radiation Protection Authority

2012年4月13日金曜日

ダストの測定結果などについて

冬の風向、強風下での放射性物質のことについて御心配されている方の声をたくさん聞きました。このことについて内閣府原子力被災者生活支援チームの方にお問い合わせをしたところ、政府からも以下の情報を公開していることを教えていただきました。
以下、いただいたお返事を引用いたします。


1.警戒区域および計画的避難区域における詳細モニタリング結果(モニタリングカーによる走行サーベイ第六巡およびダスト測定)

この中でダスト(空気中の放射性物質濃度)測定のPDFが掲載されています。
富岡町での8月と3月のダスト測定の結果を比較したものです。確かに風向が変わり、風速の数値も大きくなっているようです。しかしながら測定値の方は、3月の方が小さくなっています。いわきの方のデータではないですが、より福島第一原子力発電所に近いところのデータです。


2.ダスト測定の結果(PDF)

【44】【114】【115】【2−6】がいわき市のデータです。最近の測定値では【115】に本年3月21日のデータがあり、セシウム134,137ともに不検出です。12月、1月もセシウム134,137ともに不検出でしたが、2月にはセシウム134が0.12Bq/m3検出されています。しかし、夏に比べて小さな値です。原子炉等規制法体系下での排気中又は空気中の濃度限度 (PDF)である2×10-5Bq/cm(20Bq/m3)です(35ページのセシウム134の第5欄をごらんください)。この値は1年間その濃度の空気を吸い続けた際に1mSvになる濃度として計算されたものです。この値と比べても小さいことを御確認ください。


3.定時降下物の測定結果

空気中の放射性物質の測定については、定時降下物の測定という方法もあります。定置した容器に降り積もったじん埃等を測定する方法です。単位はBq/m2などになります(排気の基準の立法メートルではなく平方メートルです)。この方法による福島市のデータについて記載されているURLも御紹介しておきます。1月2〜3日にかけて高い値が計測されたことについて分析した資料 (PDF)もあります。乾燥する12月以降に10m/秒以上の風速で降雨降雪がないときに測定結果が高くなる傾向が指摘されています。ただし、高い測定値のじん埃をすべて吸い込んだとしても放射線量の評価としては大きくないことも記載されています。また、発電所から新たに放出されたものではなく、その土地のものが強風で舞い上がったものととらえています。4月3日に強風が吹きましたが、この1月2〜3日の測定結果より小さな値となっています。

4月3日の強風時のデータ (PDF)

なお、測定値を発表しているサイトにおいては、以下のような注記があります。

 「地面が乾燥している時に強い風が吹くと、じん埃が地表面から舞い上がりやすくなります。被ばく線量の低減や一般的なじん埃の吸入量低減の観点から、土ぼこりが舞うような風の強い日に外出する際は、マスクの使用や帰宅後のうがいなどに心がけましょう。」

2012年4月7日土曜日

第1回住民交流会考察

今回、交流会を行ってひとつ、実感したのは、放射能を巡る問題は、本質的には、そこに住まう人間の、事故前は普通に行ってきた、自分自身の生活を自分自身で管理する能力を侵害する、という点です。
問題は、自分自身の日常生活であるのに、何をどう対処すればよいのかわからない、という点にあり、そこから、不信、怒り、無力感といった感情も湧いてくるように思われました。
放射性物質が拡散した日常そのものが、自分自身の生活を管理する力を損なうものであるのに加えて、被災地域においては、行政対応、マスメディア等の報道、あるいは、被災地域外からの様々な情報等によって、さらに翻弄される状況になっています。
自己決定権が損なわれている状況、と言い換えられると思います。


住民側から出る声は、大きく3点に大別されました。
1:シーベルト、ベクレルと言った単位がわからないという、ごく基礎的な知識面での疑問。
2:長期的な面での健康影響の懸念。
3:これからどうすればよいのか、という現実への対処方法の問題。

この中で、もっとも重要なのは「これからどうすればよいのか」という困惑の声です。
1や2の部分は、知識的な面で対応可能なところです。
しかし、ここで重要なのは、知識的な説明について社会的な判断を持ち込まない、ということです。
なぜならば、そこに住民以外が社会的判断を持ち込むのは、住民側の自己決定権をさらに侵害するものだからです。
住民側が求めているのは、「危険/安全」という判断ではありません。
確かに、安全な数値はどこなのか示して欲しい、という声をよく聞きますが、私は、それは、本当に求めているものとは違うと思っています。
おそらく、数値を示したところで、その数値を求めた人は納得しません。本当は、数値ではなく、自分自身の納得を求めているのだと思っています。(そして、その事に自分自身で気付いていないため、「数値を示してくれ」と言う言葉になっているだけなのだと思います。)

自己決定権が損なわれた状況が、問題の根幹にあるならば、まず最初に行うべき事は、住民側の自己判断能力、自己決定権を尊重する事です。

その点を踏まえながら、今回の交流会でのやりとりを振り返ってみます。

1の基礎的な知識面での疑問は、住民に向き合って丁寧に説明していただくことで、ある程度理解と納得が得られたと思います。
ただし、ここで重要なのは、知識のやりとりを媒介としながら、実は、知識そのものは主ではない、という点です。
自分たちがわからないことを、専門家が一度受け止め、それに対して向き合って説明してくれている、と感じる事による信頼関係の構築が重要だったのだと思います。
この過程において、事故以降、翻弄されてきた「シーベルト」「ベクレル」と言った用語への抵抗感が薄れ、専門家に対する信頼感が得られた印象があります。
知識の正確性を重視して、多くのものを注ぎ込んだり、一方通行で知識のみを与えようとするのは、逆効果になると思います。
押しつけは、ただでさえ損なわれている自己決定能力をさらに侵害するもの、と受け止められ、感情的反発を呼ぶからです。
あくまで、住民が求めた疑問に対する回答と、量程度のものであれば十分であるように感じました。



2の長期的な健康影響への懸念ですが、現在わかる限りのデータに基づいた説明をしていただきました。

今回、特に重要であったと感じたのは、医学的、疫学的なデータが示す事実と、それを受け取る側がどう感じるかは、まったく別物である、という事を強調することでした。
たとえば、年間2mSv被曝が増えたとしても、健康への影響は出ないと考えられる、と説明します。
しかし、同時に、それをどのように感じるかは、データや知識とはまったく違う話であり、受け取る側の気持ちは気持ちとして、当然のものである、という事をはっきりと述べる事です。
これもまた自己判断能力の尊重のひとつ、と思います。
どのように感じるかは自由だ、と言う事で、相手の判断を尊重する姿勢を示すのです。

もうひとつ重要であったのは、加えて、健康への影響がないとしても、通常よりも被曝が増えたこの現実は、まったく普通の状態ではないし、それを放置しておいてよいものではない、という事を明確に述べる事でした。
長期的な健康影響も考えられない、と言う話をしただけでは、まだ納得できない、不安そうな表情をしていた方も、 健康への影響がないとしても、対処はしなくてはならないし、減らせるものは減らしていかなくてはいけない、そこまで言うと、安心した表情をされた方が多かったです。

なぜ、このような反応が返ってくるかというと、長期的な健康への影響はない、とデータを示しただけでは、その状況に置かれた人間にしてみれば、この状況をそのまま放置する事を肯定するものに繋がりかねないからです。
現実に、健康への影響はないのなら、何の対策もしなくてもいいのではないか、という人もいます。しかし、それは、正しくありません。
ALARAの原則として正しくない、というだけではなく、ごく普通に暮らしていた住環境が脅かされた状況になってしまった、という住民の状況から考えても、まったく正しくないのです。
このような不利益を得る状況になってしまった現実は肯定されるものではない、そこまで踏み込まなければ、ただ長期的な影響はない、と言っても、住民側のもやもやとした不安感は払拭されないと思います。
どう感じるかは自由、とだけ述べるのでは、突き放した姿勢とも受け取られかねません。
ここで、この現実をそのまま放置するのではない、減らせるものは減らしていこう、と言う事は、被災地域の住民へ寄り添う=連帯する姿勢を明らかにする事になります。
減らしていく方法を一緒に考えてやっていきましょう、と言う姿勢をとることによって、住民側は、自分達の自己決定権を尊重しながらも、寄り添ってくれようとしているのだ、と感じ、それまでの説明内容についても、すんなりと受け容れられるようになる気がしました。

文責:安東量子








第1回住民交流会報告

3/31、4/1 両日にかけて、いわき市内の一集落において、専門家の先生(物理学・放射線医学)を交えて地域住民の交流会と、線量の実地測定会を開催しました。

【1日目】
座談会方式で、住民側の現在困っている事、聞きたいことを、ひとりひとり話してもらいながら、専門家の先生との対話の機会を設けました。
参加住民は、地域住民13名、専門家の先生2名、エートスいわきのメンバー4名、近隣地からの見学参加者3名でした。
若い世帯は避難している地域だったため、 地域からの参加は高齢者の方が主体でした。

ひとりひとり話をしてもらう過程で、地域住民側から出た声は、以下のようなものでした。

ところどころ雑談を交えながら、 回答可能な箇所については、専門家の方による回答をしていただきました。

座談会において、住民から出た声については、細かい部分を見れば、様々ですが、大きくは、3点ほどに集約できます。

1:シーベルト、ベクレルと言った単位がわからないという、ごく基礎的な知識面での疑問。
2:長期的な面での健康影響の懸念。
3:これからどうすればよいのか、という現実への対処方法の問題。

専門家サイドの皆さんから、回答をいただけるのは、1と2の疑問についてになります。
これらについて、専門知識として客観的な情報の解説を加えていただく事により、住民側は、現在の自分たちの数値のいわゆる相場観を得る事ができたと思います。
部分的な知識については、うんざりするほど溢れていますが、それらを総合するとどうなのか、全体としてどう考えればよいのか、という部分については、住民側の需要は非常に高いと感じました。
詳細は、別記事として、考察を加えてみたいと思います。

3のこれからどうすればよいのか、という点については、専門家の方だけでは、答えを出せない部分です。
どうすればよいのか、という部分への手がかりになれば、と思い、専門家の先生との対話が一区切りついた段階で、ジャック・ロシャールさんからいただいたベラルーシの写真を紹介しました。(ロシャールさんご本人から自由に使って良いとの許可を頂いていますので、掲載いたします。)
立ち入り禁止区域30kmゾーン間近に住む少女達の写真。
背景奥に見える森林ラインが30km区域のラインです。(30km圏内は放置林になっているため)

ベラルーシで川遊びをする子供達。

ベラルーシの写真を見せる事に対して、拒否反応があるのではないか、と半分心配しながらでしたが、こちらが驚くほどに、非常に高い関心を持って見て頂けました。
チェルノブイリ事故の大きな影響を受けた地域でも、人がごく普通に暮らしている、という事をご紹介した後、けれど、ただ何もしないでそのまま暮らしているのではない、ということで、こちらの写真を紹介しました。

これはエートスプロジェクトの写真。子供達と放射線量計測中。


自分たちで、身の回りの放射線を測って、きちんと把握し、気をつけるところはきちんと気をつけながら暮らしているのだ、とお話しすると、納得した表情をされる方が多かったように思います。
今回、企画に先立って、事前に地域住民のおひとりの方に、個別積算線量計(デジタル式で積算数値が表示できるもの)を付けて頂いていました。
その数値を紹介しながら、一番、大切なのは、自分自身がどれだけ被曝しているのかを把握する事、そのためには、空間線量率を単純に掛け算した数値ではなく、現実に自分がどれだけ被曝しているのか、きちんと計測しなくてはいけない、と言うお話をすると、身を乗り出すように頷いていらっしゃいました。
私も含めてそうですが、誰もが「自分自身がどれだけ被曝しているのか」という事を知りたいのです。
そして、まずは、個別積算線量計をつけ、空間線量率を測り、自家野菜等も計測し、とにかく身の回りの放射能を可視化する事、そして、それに対する対処策を考える事が重要なんだと思う、と言う話をしているとき、目を輝かせるように話を聞いていらっしゃったのが非常に印象的でした。


【2日目】
空間線量を測って回ります。
(エートスいわきのメンバー自己所有のものと、貸し出しをしてもらったもの)

計測するお宅へ向かう途中、ゴミを燃やした後の灰を見かけ、計測実験中。
残っていた灰が少なかった事もあって、極端な変動はありませんでしたが、若干高めでした。


いわき市では、現在、各支所で線量計の無料貸出しが行われています。
また、自己所有の人も少なくはなく、加えて、今回の開催対象の地域では、詳細な線量マップを住民の有志の方々がすでに作成しています。
つまり、皆さん、自分のお宅周辺の線量がどれくらいなのか、ということは、とっくにご存知でした。
今回、測った時も、出てきた数値そのものについては、「やっぱりそんなもんだよね」という反応がほとんどでした。
ところが、既に線量そのものは把握していたにも関わらず、実に生き生きと、計測に参加されていました。

今回、違ったのは、
・事前に数値の意味を専門家の先生から説明してもらっていた事。
・ひとりではなく、みんなで計測したと言う事。
・把握し、被曝量軽減=生活改善につなげる、という計測の目的がはっきりしていた事。
ではないかと思います。

線量を計測する時に気をつけたのは、住宅周辺の全体の線量をまずは把握するという事です。
つまり、雨樋の下やホットスポットばかり測っても仕方ない、自分たちが現実に長く過ごす場所の線量を把握する事が、被曝量軽減のためには、一番大切という事を徹底しました。
普通の場所、また、室内の寝室や居間など、ご自身が長く過ごされる場所を測ろう、ということです。

次に、気をつけた方がよい場所を測る時は、その対処策もセットにして提示するという事です。
薪が積んであるお宅では、その薪はいつから積んであるものかを確認して、その薪を使用した後の灰を計測しました。灰はやはり高い数値を示しました。
灰の取扱について、絶対に畑には入れないで、別のところに保管しておく事を勧めました。
(8,000Bq/kg 以下であれば、普通ゴミで出してよい事になっていますが、線量計のみでは、8,000Bq/kgを超えているかどうか把握ができないため、自治体側で適切な処理方法が提示されるまでは、拡散しないように管理することをご提案しました。)

また、野菜クズなどで自家製堆肥を作っているポイントでも計測すると、空間線量よりは高い数値を示したので、こちらも、畑には梳き込まないことをご提案しました。

高い数値を測るだけ測って放置したのでは、そこに住んでいる人は、じゃあ、これをどうすればいいんだ、と、困惑した状況に放って置かれる事になります。
どんな小さな事でもいい、必ず、対処方法をセットにすると言う事は、そこで暮らす人にとっては、非常に重要な事だと思います。

庭木の周辺も測りました。
当初、庭木は、線量が高いと言われていたのですが、1年経過して降雨の影響もあるのか、今回計測したお宅では、若干高めの箇所はあったものの、空間線量と比べて、さほど大きな違いはありませんでした。
「除染のために、庭木、全部切っちゃった方がいいんでしょ?」と言う話は、多くの方が言われます。しかし、周囲の空間線量と比べて、大きく変わらないのであれば、切る必要性はさほど高くありません。
これくらいの数値であれば、雨が降るごとに付着した放射性物質は少しずつ落ちるし、葉も入れ替わるのだし、地面に落ちた古い葉や、雑草をマメに除去する選択肢もある、という話をした時のことです。
とても印象的だったのが、最初は、「みんな切っちまうんだ」と話されていたお年寄りの方が、切らない対処方法がある、と分かった時、「これ植えたの、じいさまの時だぞ。こんなに大きくなるの、大変なんだ。」と言われたことです。
線量を下げなくては、と、残った住民の方達は思っています。
そうしなければ、お孫さんが遊びに来てくれないし、また一緒に暮らす事もできないからです。
しかし、心の奥底では、切らずに済むなら切らないでいたいのです。
こうした面は、軽視されがちですが、そこで暮らす人にとっては、とても重大な問題です。
もちろん、悩んだ末に、切るという選択もあると思います。
いずれにしても葛藤を生じる状態で、切るか切らないか、という答えを出せるのは、そこに住まわれている住民の方だけです。
住民の方が、納得した答えを出すためには、はっきりとした数値を示す事、見通しを示す事、いくつかの可能性を提示する事、その上で、ご自分で判断していただくということが、大切なのではないかと、私は思っています。

いわき市では、現在、個別積算線量計については、高校生以下にしか貸し出しされていません。
しかし、今回交流会に参加されたこの地区の住民の方は、個別積算線量計を付ける事を希望されています。
線量が高い地区を優先的に、成人にまで貸し出し対象を広げる必要性があると思います。
この個別積算線量計と生活環境の空間線量計測と、ライフスタイルを記録する事により、外部被曝に関しては、ほぼ完璧に把握が可能になります。

食品計測に関しては、各支所に自家製野菜を計測する機器が設置(予定)され、少しずつ観測態勢が整ってきています。

今回参加していただいた住民の方達は、自分自身で把握し、対処していくという事に、非常に前向きな姿勢を示して下さいました。
今後も、同じ地域内で活動を継続し、ただ測りっぱなしにするのではなく、現実の住民の方の暮らしの改善に繋げる方法を、一緒に考えていきたいと思っています。



文責:安東量子