2012年9月1日土曜日

7/29 郡山緑ヶ丘勉強会

参加者7名(女性4名・男性3名)
 
講師 郡山市内放射線科医師

「放射線の基礎知識と人体への影響について」

・放射性物質と放射線
・放射線の被曝と健康への影響
  講師作成のスライドによる勉強会の後、参加者とメンバーの話し合いに移る。
 
《参加者の不安点》

○学校のプール・水遊びについて

 入らない。突然丸裸で外に出すことに抵抗感がある。元々プールの水は汚いし、その水を飲むのもいや。
 いきなり入ると言われて、決断ができなかった。でも来年は入らせたい。
 海水浴は怖い。学校のプールも入れてない。クラスの半分位が入っていない。
 湖水浴も怖い。スイミングに通っているので、学校のプールには入れていない。 

○食べ物の産地について

 県外産か、県内でも会津産のものを購入してる。
 県内産を食べているし、自家栽培のものももらって食べている。
 県内産は食べていない。できるだけ県外産を買って食べている。
 検出限界値未満とわかっても、畑は広いから安全だとわかってもそれをそのまま受け入れられない。
 自分は平気でも、子供には食べさせない。
 祖父母が孫のことを心配してるから、親を安心させるために県外産を選択してる部分もある。
 県内産の食べ物、30年くらいたったら食べてもいいと思う。
 
○給食について。学校の給食食材について知っていますか?

 お米以外も県内食材と聞いている。特に気にはしていない。
 知らない。そんなに心配はしていない。
 (ちなみに緑ヶ丘第一小学校は、3月現在お米以外はほぼ県外食材使用。お米は郡山市でとれたあさか米を4回計測し、NDだったものを使用)

○外遊びについて

 遊びは制限させてないが、心配はある。子供は思ってもみない行動をするから。
 普段外で遊ばせているが、土いじりに抵抗がある。
 外で遊ばせている。むしろ遊ばない事によるストレスの方が気になる。
 線量の高い場所を気にしている
 「慣れ」が怖い
 場所によって線量が違うので、気になる。
 
○ガラスバッジについて

 結果については、こんなものかな?自由着用になってから、つけてない。
 一回目は色々考えたけど、だんだんこんなものかと。
 つけなかったりするので、今はやっていない。

○誰と放射線についての話をしますか?

 けっこうオープンに話す。まわりの友人には「気にしていない」ことを言いづらい雰囲気。 
 話す。職場でも。でも妻とはあまり話さず、任せている。
 何か話題になることがあると(プールだったりラジオ体操だったり)それを話す。

○雨が降っている日は外に出ない方がいいのか?

 (今は新たなフォールアウトはない。雨に原発由来の放射性物質は含まれていないと説明)

○福島市の状況はどうなのか?

 福島の友達が山形へ避難したが、とても温度差を感じる。

○テレビ番組などで「4号機が崩壊する」などと言っているが、どう思うか?

 そのときは気にするけど、どうしようもないからあまり考えないようにしている。
 週刊誌とか読まなくなった。

○情報はどこから仕入れていますか?

 友達
 テレビやラジオ。ネットは見ていない。見ないようにしている。

○今回、何か新しいことを知りましたか?

 同位体の話とDNA損傷の話。

○原発事故さえなければ・・・という思いや、浴びなくてもいい放射線を浴びているという思いがある。
上記の話をした方は、お子さんをプールにも入れておらず県内産の野菜も買わないという方で、去年3月に電話相談をしたら「気にしなくていい」と言われたので子供を外に出して遊ばせた。そのことを今とても悔やんでいるそう。
また、ご自身のご両親が心配しているので、子供に県産品を食べさせないと言っていた。
自分は多分気にする派だとして、こういうところでは自分の気持ちを話せるが、友人にはなかなか思っていることを話せないとのこと。
不安を口にすると「じゃぁ引っ越せば」と言われてしまう。

《反省点・課題》

○質問に対して端的に答えられるようにする。
○スライドの時間は、なるべく短く(できれば1時間以内)
○放射能について心置きなく話せる「場」の提供が大事。
○放射能があるという生理的な気持ち悪さに対応できる何かを考える必要がある。
○講義→対話という順ではなく、対話→講義のほうが良い。
○不安な気持ちの解消・放射線についての理解は、数時間の勉強会で得られるものではないので、漠然とした不安感を解消するためのアプローチを考える必要がある。

冒頭にスライドを使った勉強会。この後、車座になって話をしました。
車座での話は白熱して、写真を撮るヒマもありませんでした。
 

いわき市野菜計測図示化プロジェクト(2012年4・5月)


 マップは、いわき市で行っている「自家消費作物等の放射能簡易結果」で公開されているデータを用いて作成しました。
 こちらは、自家消費用野菜の検査結果です。流通販売されている野菜のデータではありません。
 データの注意事項等はマップ内に注記されていますので、そちらもあわせてご覧下さい。
 ご意見、お気づきの点などございましたら、記事へのコメントか、メール ethos.fukushima@gmail.com までお寄せ下さい。今後の改善につなげたいと思います。

 マップ化にご協力くださったのは、以下の皆様です。
       ・マップ化   小関さん @shoko_koseki
  ・データ化・グラフ化    torinekoさん @torineko123 
             上海IIさん @shanghai_ii

 ありがとうございます。   
いわき市自家消費野菜検査結果 2012年4・5月分


■いわき市全体

〈各地区別〉
 ■川前
 ■小川
 ■三和
 ■久之浜・大久
 ■好間
 ■四倉
 ■平
 ■内郷
 ■小名浜
 ■常磐
 ■勿来
 ■遠野
 ■田人

7/11 ロシャールさんと語る会 報告

 7/11 末続集会所で、ジャック/ロシャールさんをお迎えして、「ロシャールさんと語る会」を行いました。

開始前、「末続ふるさとを守る会」さんが作成した、線量マップ、土壌放射線濃度マップの説明を聞くロシャールさんご一行さま。
 
北海道から、お菓子の差し入れをいただきました。
会の間は白熱してお菓子を食べる雰囲気ではなかったので、帰り際にお配りして、お土産にしていただきました。


集会所に設置されたモニタリングポスト。表示単位は Gy/h です。


集会所入り口は、来場して下さった方の靴でいっぱいです。


会場の端まで、満席でした。暑い日だったので、集会所内に熱気がこもりました。


 「私は、62年前に生まれました。結婚しています。32歳と37歳の子供がいます。11ヶ月前に孫が生まれました。これが、私の人生です。」
 とはじめられたロシャールさんの自己紹介は、簡単な経歴紹介の後、
 「原発の事故の後は、様々な専門家がいて、様々な意見があって、どれを信頼してよいかわからない。ダイアログ(対話)を通じて、共通の言葉を探していく事が、大事です。時間はかかるけれど、地元の状況を踏まえた、抽象的でない話をしていくことが大切です。」
 と続けられました。 
 
 会場の皆さんは、その言葉になにかを感じながら、その意図を掴みかねているような印象でした。

 ついで、会場の方にも、簡単にお名前とお住まいの場所だけの自己紹介をしていただきました。

予定では、あまり多くない人数を想定していたため、参加者ひとりひとりに自己紹介していただいて、ゆっくり話をしていくつもりでした。しかし、想定以上の方々にご来場いただいたため、自由に質問していただく形になりました。

 自由質問に入った時、会場で最初に質問された男性は、ベクレル、CPM(カウント・パー・ミニッツ)、シーベルトの違いは、と尋ねられました。
 質問が長くなったため、司会が、途中で質問を制止しかけた時、少し怒りをあらわしながら質問を続けた男性は、現在、避難中の方でした。
 「またここに戻ってきたいのですね?」と確認したロシャールさんは、「ここに住んでも問題はない、けれど、大切なのは、あなたが専門家になることではなく、自分の状況を把握し、自分にとって何をする事が必要かを知り、自分や家族の状況をコントロールすることだと思います。」と続けました。
 質問をされた方が、どのように感じられたかはわかりません。

 別の女性は、「東京にいる息子や孫が遊びに来てくれない。」と胸に付けている個別積算線量計を見せながら、発言されました。

 その後、ロシャールさんのベラルーシでの経験を、会場のテレビに写真を映しながら、説明されました。人によって受け取り方は、様々なようでした。


 別の男性が、会の終わり近くの頃に、「自分は、放射性物質がある状況そのものが受けいれられない。元の末続に戻したいんですよ。」 と言われました。
 
 この言葉は、すべての人に共通する思いです。
 
 これに対して、司会をしている私(安東)から、「放射性物質のない、事故前の状況に戻りたい、という思いは、みんな共有しているもの。私も、放射性物質がなくせるならば、こんな活動をしようとは思わない。けれど、残念ながら、放射性物質は簡単にはなくならない。ならば、そんな中で少しでも状況をよくしていけるようにしていきたい。ベラルーシの人たちも、自分たちの力で乗り越えられたから、それを参考にさせてもらえるなら、と思って、今回、ロシャールさんをお招きしてお話を聞く事にしました。」と話させてもらいました。
 深く頷いてくださる方が少なからず会場内にいらっしゃいました。
 放射性物質がある状況が受け入れられない、と発言された男性は、会が終わった帰り際に、「若い人たちは、もう、戻ってこないと思うんですよ。」と、寂しそうに言われていました。

 人数が多かったため、思うようにコミュニケーションが取れず、会場の皆さんも聞きたい事が聞けなかったのではないかと思います。
 ロシャールさんは、末続への再訪問を約束して、帰って行かれました。
 これをひとつの機会として、「共通の言葉」を探す試みを続けていきたいと思っています。


 なお、この企画での会計は以下の通りになりました。

[支出]
飲料代  \ 10,480 (ゲスト夕食・会場飲料)
土産代  \  7,350
雑費    \  1,900
交通費   \ 41,580
-----------------------
合計 \ 61,310

2012年8月31日金曜日

いわき市野菜計測図示化プロジェクト(2012年7月)


 マップは、いわき市で行っている「自家消費作物等の放射能簡易結果」で公開されているデータを用いて作成しました。
 こちらは、自家消費用野菜の検査結果です。流通販売されている野菜のデータではありません。
 データの注意事項等はマップ内に注記されていますので、そちらもあわせてご覧下さい。
 ご意見、お気づきの点などございましたら、記事へのコメントか、メール ethos.fukushima@gmail.com までお寄せ下さい。今後の改善につなげたいと思います。

 マップ化にご協力くださったのは、以下の皆様です。
       ・マップ化   小関さん @shoko_koseki
  ・データ化・グラフ化    torinekoさん @torineko123 
             上海IIさん @shanghai_ii

 ありがとうございます。   

いわき市自家消費野菜検査結果 2012年7月分
■いわき市全体

〈各地区別〉
 ■川前
 ■小川
 ■三和
 ■久之浜・大久
 ■好間
 ■四倉
 ■平
 ■内郷
 ■小名浜
 ■常磐
 ■勿来
 ■遠野
 ■田人

2012年8月29日水曜日

いわき市野菜計測図示化プロジェクト(2012年6月)


 マップは、いわき市で行っている「自家消費作物等の放射能簡易結果」で公開されているデータを用いて作成しました。
 こちらは、自家消費用野菜の検査結果です。流通販売されている野菜のデータではありません。
 データの注意事項等はマップ内に注記されていますので、そちらもあわせてご覧下さい。
 ご意見、お気づきの点などございましたら、記事へのコメントか、メール ethos.fukushima@gmail.com までお寄せ下さい。今後の改善につなげたいと思います。

 マップ化にご協力くださったのは、以下の皆様です。
   ・マップ化   小関さん @shoko_koseki 
 ・データ化・グラフ化   torinekoさん @torineko123 
            上海IIさん     @shanghai_ii

 ありがとうございます。

いわき市自家消費野菜検査結果 2012年6月分
■いわき市全体
〈各地区別〉
■川前
■小川
■三和
■久之浜・大久
■好間
■四倉
■平
■内郷
■小名浜
■常磐
■勿来
■遠野
■田人

2012年8月7日火曜日

報道(NHK):7月11日いわきでの集会

7月11日にいわき市で行われた集会がNHK福島で報道されています。

報道内容は以下の通り。

放射線の影響を心配して自主的に避難しているいわき市北東部の末続地区で、放射線の専門家の作る民間の国際組織ICRPの中心メンバーが住民の不安に応えようと車座集会に臨みました。

いわき市の末続地区は、平均的な放射線量が一時間あたり0.7マイクロシーベルト前後(※8月現在の福島県による末続地区内公式測定値は0.25マイクロシーベルト前後です。〈参照〉。放送中で紹介された数値は、有志の手による線量マップが作成された昨年末頃の数値です。)で、125世帯のうち、子供がいるおよそ1割の世帯が自主的に避難しています。車座集会は末続地区の有志のグループなどが開きました。ICRPから参加したのは、フランス人のジャック・ロシャールさんで、チェルノブイリ原発事故のあと、20年間にわたりベラルーシの復興事業にあたってきた中心メンバーです。ロシャールさんは、放射線物質を完全にはなくすことのできない環境下で、より良い暮らしをいかに再建するか考えることが大事だと訴えています。

住民からは『幼い孫に会いたいが連れてきても良いのか分からない』とか『どれくらいの放射線量なら健康への影響がないのか』などの質問が相次ぎました。ロシャールさんは『放射線の値だけをみると、ここでくらしても問題はない。大切なのは個人が自分の被曝線量を把握した上で、被曝を抑えるための工夫をすることです。それによる生活への負担とのバランスを考え、ここに住み続けるか一人一人が判断することが大事です』と答えていました。

アナウンサー


集会所からの紫陽花の景色

ロシャールさん












ベラルーシでの様子












住民の方の様子


2012年8月5日日曜日

2度目以降のご寄付についてのお願い

こちらでのご紹介が遅れておりますが、多くの皆様からご寄付をいただいております。
皆さん、本当にありがとうございます。

さて、タイトルの通り、ご寄付をしてくださった方から「2度目以降の寄付について」のご質問がございましたのでご案内いたします。

結論から申しますと、2度目以降の場合でも、初回同様お申し出フォームにご入力・送信していただきますようよろしくお願いいたします。

ご寄付お申し出フォーム(ふぉーむまんというサイトが立ち上がります)

現在、ご寄付をご希望してくださった皆様には「お申し出フォーム」にご入力いただき、それを確認したうえで振り込んでいただく口座等のご案内を差し上げております。
2度目以降の場合、既にお振込先等をご存じの場合が多いと思われますので、フォームにご入力いただいたのち、ご案内を待たずにお振り込みいただいても構いません。
これは、寄付に関わる事務処理の関係(ご寄付していただいた方々の人数と金額の正確に把握するため)のものであります。
複数回にわたるご寄付を、とおっしゃって下さる皆さんにはお手数をおかけいたしますが、どうぞご協力ください。

尚、お申し出くださった方とお振込口座のお名前が違う場合も、ご連絡いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。