2012年8月7日火曜日

報道(NHK):7月11日いわきでの集会

7月11日にいわき市で行われた集会がNHK福島で報道されています。

報道内容は以下の通り。

放射線の影響を心配して自主的に避難しているいわき市北東部の末続地区で、放射線の専門家の作る民間の国際組織ICRPの中心メンバーが住民の不安に応えようと車座集会に臨みました。

いわき市の末続地区は、平均的な放射線量が一時間あたり0.7マイクロシーベルト前後(※8月現在の福島県による末続地区内公式測定値は0.25マイクロシーベルト前後です。〈参照〉。放送中で紹介された数値は、有志の手による線量マップが作成された昨年末頃の数値です。)で、125世帯のうち、子供がいるおよそ1割の世帯が自主的に避難しています。車座集会は末続地区の有志のグループなどが開きました。ICRPから参加したのは、フランス人のジャック・ロシャールさんで、チェルノブイリ原発事故のあと、20年間にわたりベラルーシの復興事業にあたってきた中心メンバーです。ロシャールさんは、放射線物質を完全にはなくすことのできない環境下で、より良い暮らしをいかに再建するか考えることが大事だと訴えています。

住民からは『幼い孫に会いたいが連れてきても良いのか分からない』とか『どれくらいの放射線量なら健康への影響がないのか』などの質問が相次ぎました。ロシャールさんは『放射線の値だけをみると、ここでくらしても問題はない。大切なのは個人が自分の被曝線量を把握した上で、被曝を抑えるための工夫をすることです。それによる生活への負担とのバランスを考え、ここに住み続けるか一人一人が判断することが大事です』と答えていました。

アナウンサー


集会所からの紫陽花の景色

ロシャールさん












ベラルーシでの様子












住民の方の様子


0 件のコメント:

コメントを投稿